Thursday, September 20, 2012

ただ、おー、よしよし

今日は日系老人会でボランティアの日だった。
何故かわからないけど、楽しい。何故なのかがまだわからない。
初めて行って、ここに行ったこと、すごくいいこと、Hさんに話したい、と思った。
そしたらニジヤのモールでまん前からHさんが歩いてきた。
それ以来、すぐHさんも来て、もう3週間ボランティアに来ている。
毎週来るおばあさんもいる。毎週は来られないおばあさんもいる。
私は一人の人を送り迎えして、ボランティアのない日も
彼女の家でご飯作って一緒に食べてしゃべったりしていた。
実は癒されているのは私なのかもしれない。
批判もしない、がんばれとも言わない、ただほめてくれ、気遣ってくれ、
私は役に立ってると思わせてくれる。
そーゆー存在が、私はほしいのかも知れない。
アメリカにいると、親もいない、親戚も兄弟もいない、
いるのは自分の子どもと、数人の敵と、友だち。
友だちはある意味、同志であるから、持ちつ持たれつ。
けっきょく、母のような存在を求めているのかな?
ただ「おーよしよし」してくれる人がほしいのかな?

ロンドン留学に旅立った娘が泣きながら電話して来た。
寂しくて寂しくてご飯も食べられない、もう帰りたい、って。

まだ行って4日目よ?

私がアメリカに来た時なんてねえ、
英語できない、車運転できない、友だちゼロ、お金ない、FBもSKYPEもiPhoneもなくてねえ、
というお決まり説教で、
2時間かけて叱咤激励を試みたが、
娘がほしかったのはアドバイスでもがんばれでもなく、
「おーよしよし、帰ってきたかったら帰って来ていいんだよ、」の言葉だったらしい。

 だってー、おかーさんと私は違うもんーー、
 おかーさんは、ひとりでも強いもんーー、
だって。

なりたくてなったわけじゃあ、あーりません。

No comments: